第１部では、田尻社長が社員の〝働きがい〟の向上を大事にしている経緯を振り返ったほか、全社を挙げて取り組み続けているという、若手の人材が仕事を覚える過程でモチベーションも育つ仕組み作りの過程やマニュアルづくりを解説。誰にどういった仕事をなぜ任せるか、どういった事柄をなぜ管理するのかに至るまで、ITツールの活用方法などを交えながら、熱く語りました。

第２部では、JGBAの副会長でもある、リアンコーポレーション（本社：栃木県宇都宮市）の五嶋伸一社長と田尻社長とのトークセッションを実施。顧客への〝おもてなし〟を10年以上徹底し、栃木県でトップのリフォーム施工や住宅販売の実績を積んできた五嶋社長が、楓工務店のマニュアルの詳細や、反映される数々の失敗など、〝マニュアルができるのは社員が失敗をしてくれるおかげ〟といった田尻社長ならではの視点などに鋭く迫りました。

セミナー終了後には交流会を開催し、知見の共有や親睦を深めました。

参加者の方々からは

「新卒の頃に感じていた「聞きたいけど今質問していいのか、そもそもこんなこと聞いていいのか」という不安や、上の立場になった今感じる「自分の中で当たり前になりすぎていてわざわざ教えていなかった」という驚き、そこから繋がる失敗は日常的にあり、そうした対策のためにすべてのフローや間違いを形に残していくという方法は非常に良いと感じました。ぜひ少しずつでも実践していこうと感じています、貴重な気付きを与えて頂きありがとうございました。」

「組織力向上のために教育の重要性は弊社でも課題となっており参加させていただきました。動画活用やあらゆる資料のマニュアル化・チェックリスト化・その導入のスピード感について、実りある学びの機会となりました。早速新人でマニュアル化・チェックリスト化を実施いたします。」

といった声が寄せられました。