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「工務店のこれからを展望する アイワホーム株式会社①」2026年8月4日(火)住宅産業新聞に掲載されました

2026.08.24

「工務店のこれからを展望する アイワホーム株式会社①」2026年8月4日(火)住宅産業新聞に掲載されました

日本優良ビルダー普及協会 竹中徹郎副会長に聞く①

日本優良ビルダー普及協会(JGBA)の役員が「工務店のこれからを展望する」の第3弾は、アイワホーム(大阪府吹田市)の社長である竹中徹郎副会長に聞く。同社は大阪府吹田市という限定したエリアで着工棟数トップシェアを誇る地域密着会社。竹中副会長は「これからの住宅業界は一極化が進むだろう」としたうえで、「中小工務店が生き残るにはマスタープランを明確にしていること、自社の何が社会に役立っているのか考え、その強みを徹底的に磨いていくことが必要だ」との見方を示している。

――工務店を取り巻く状況について。

竹中 ここ数ヶ月、中東情勢の緊迫化によって“ナフサショック”ということがいわれている。私の見聞きする範囲では、ある程度の力や規模のある会社でナフサの供給不足で困っている会社は見当たらない。緊急時は、やはり普段の力の差がより明確になるという印象だ。もちろん資材価格は上がっているが、上昇した部分は計画的に価格転嫁しており、その点をお客さまにしっかりと説明をしている会社はうまくよりシェアを伸ばしていると思う。

――力のある会社が残っていく。

竹中 我々を取り巻く状況を考慮すると、これからは、大手ハウスメーカーや地域の有力ビルダーといった力の強い会社だけが残るという“一極化”の方向に進んていくと思っている。例えていうのであれば、「スーパーマーケットに圧倒される個人商店」のように年間10〜20棟クラスの会社は生き残りがかかるということだ。

――そういった状況でいかに勝ち残るのか。

竹中 マスタープランと強みを持たない会社は弱いと思っている。「自分の会社の位置付けをどうように捉えているのか」「会社の何が社会に役立って、どのような人たちに自社の強みが発揮できるのか」ということを明確にして、その強みを徹底的に磨いていくことで企業価値を高めていかないと、現在の市場で戦っていくのは厳しいと思っている。

――自社の強みをわかっていない会社も多い。

竹中 前々から思っていたことは、果たして中小工務店は、「これまで真剣にお客さまと向き合ってきたのだろうか」ということ。例えば、実際にメンテナンスを定期的に行うだけの人的資源や余裕がない場合であっても、引き渡し後に「メンテナンスをしっかりやります」という根拠のない約束をしていたケースなどがあった。時代が進むと、甘えていた部分はそぎ落とされていくし、強みのない会社は淘汰されてもやむを得ない部分があるのではないか。これからの時代を生き抜くためにも、何かしらに特化していくことが大事だと考えている。

――何が必要とされるのか。

竹中 会社の規模の大小を問わず、“一生懸命に自分が本当に信じる良い家を建てて、お客さまを寄守り抜いていくこと”が、この商売の基本であるを思う。この点をおろそかにすることなく取り組んでいる会社は生き残っていくはずだ。当たり前の話だとは思うが、“当たり前の時代”がようやく来たことを実感している。そういった意味では、これからは時代の経過とともに、無駄なものがなくなっていくと思っている。

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