2024.08.13
2024年7月17日(水)「リフォーム事業で売上3億・5億・10億 段階的に突破するための実践会~施工力のある会社しか生き残れない!会社規模に関係ない【令和版】リフォーム会社の職人育成術~」開催しました
7月17日(水)、「リフォーム事業で売上3億・5億・10億段階的に突破するための実践会~施工力のある会社しか生き残れない!会社規模に関係ない【令和版】リフォーム会社の職人育成術~」をリアルとオンラインで開催。
今回は、業界の大きな課題でもある人材育成の側面に着目し、これまで不登校だった若者45万人を大工に育てた実績を持ち、一般社団法人職人起業塾(本部:兵庫県神戸市)代表理事や、一般社団法人マイスター育成協会(本部:兵庫県神戸市)理事長を務める、株式会社四方継の高橋剛志代表取締役が、これまで取り組んできた若手大工の育成の経験を基に、これからの時代に必要な職人育成術を解説するセミナーとJGBA役員を交えたトークセッションによる2部構成で、人材面から、リフォーム事業の強化について深堀りしました。オンライン、リアル併せて40名以上に参加いただきました。
■これからの大工育成に必要なことを高橋剛志氏が解説、JGBA役員とのトークセッションも
第1部では、高橋氏が近年の建築業界が抱える建築業界の課題、特に急激な職人の減少や若者が入職しない、また、離職が多い背景、更にこうした課題の背景にある思考を分析。これからの社会の変化に伴う、今後必要となる思考や職人の在り方、社会の変化に対応できる人材育成、そのために必要な仕組みの構築などを、自社の取り組みを基に具体的に解説しました。
第2部では、JGBAの副会長でもある、リアンコーポレーション(本社:栃木県宇都宮市)の五嶋伸一社長、JGBA役員である株式会社オリバー(本社:富山県富山市)の小川博司社長と株式会社匠工房(本社:滋賀県野洲市)の関孝治会長が、高橋氏とトークセッションを実施。各社のリフォーム事業を担う大工の雇用状況や現状の課題などを率直に語りつつ、若手大工だけではなく、業界の大半を占める年配の大工の抱える課題やキャリア構築などについても、忌憚のない本音に迫りました。
セミナー終了後には交流会を開催し、知見の共有や親睦を深めました。
一般社団法人職人起業塾代表理事/一般社団法人マイスター育成協会理事長/株式会社四方継代表取締役 高橋剛志氏
1991年に異業種から未経験で大工見習いに転身し、98年に下請け大工職人として独立。法人化や大手住宅メーカーの指定施工店などを経て、2005年に元請け工務店に転換し、翌年「自社職人での施工」を強味に、職人の教育や仕組みを確立し、媒体による販促活動をやめても年間5億円規模の売り上げ利益を維持するビジネスモデルを構築。更に社員教育の一環としてスタートした「職人起業塾」が同業他社や異業種からも評判となり、建築実務者向けの研修として16年に法人化し、全国展開。23年には一般社団法人マイスター育成協会を設立し、職人育成の高校「マイスター高等学院」を関西を中心に13校開設。今年7月に「2050年、日本で消えない仕事」(ザメディアジョン)を上梓。
一般社団法人職人起業塾 公式ウェブサイト:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/
一般社団法人マイスター育成協会 公式ウェブサイト:https://meister.style/
株式会社四方継 公式ウェブサイト: https://sihoutugi.com/
今回参加が叶わなかった会員企業様は後日、会員企業様専用動画コンテンツにてアーカイブ動画を配信予定ですので、ぜひご覧くださいませ。
今後も会員企業様の学びと交流機会創出のため、セミナーや勉強会、現地視察ツアーを開催していく予定です。