2024.01.30
2024年1月16日(火)JGBA2024『住宅経営戦略フォーラム』を開催しました!
2024年初弾は、1月16日(火)に、最大規模のイベントとなる恒例の「住宅経営戦略フォーラム」を実施。今年は、「多角化経営」をテーマに、4部構成でJGBA協会幹部が登壇。「海外進出」や「非住宅・特建」、「BtoB」「アフターメンテ収益化」といった、多種多様なキーワードを盛り込み、質疑応答も交えながら、テーマごとに自ら紹介。〝自社ならではの強み〟を磨き上げ、シナジーを生みながら構築してきたノウハウや事業の在り方、更にはJGBAでの学びや交流で得た知見の活用など、商圏や事業規模、事業内容、取扱商品など、千差万別なJGBA各社ならではの事例が出揃いました。
4部にわたり、テーマ別に多様な事例 JGBAの交流から得たアイデア活用の裏話も
第1部「業界トップランナーが考える多角化経営」では、ライフデザイン・カバヤ株式会社(本社:岡山県岡山市)取締役社長の窪田健太郎JGBA会長と、百年住宅株式会社(本社:静岡県静岡市)代表取締役の中嶋雄副会長が登壇。窪田会長はCLTパネルの活用を生かした非住宅領域などへの進出、中嶋副会長はコンクリート住宅を軸としたVC事業や、他社との「3Dプリンター住宅」の共同開発といった業態拡大、更に、両社がそれぞれ取り組むベトナム進出の背景などにも言及しました。
第2部「不動産を強みとした多角化経営」では、地元に特化したビジネスモデルを構築している、アイワホーム株式会社(本社:大阪府吹田市)代表取締役の竹中徹郎副会長と、ネクストワンインターナショナル株式会社(本社:千葉県千葉市)経営企画室室長の田島亮代表理事が登壇。人の繋がりの活用や仕組み化の徹底、エリアニーズの違いを反映したブランド展開といった、〝超地元密着型〟ならではのポイントや、JGBA会員企業から得た事業のヒントなどを率直に語りました。
第3部「経営施工力を活かした多角化経営」では、株式会社マルコーホーム(本社:和歌山県和歌山市)代表取締役の竹田憲秀役員と、株式会社丸尾建築(本社:兵庫県揖保郡)代表取締役の丸尾幸司役員が登壇。新規出店と生産性アップを支えるマニュアルの整備や〝工務店と競合しない工務店〟に至る道すじなど、差別化の工夫を細部にわたり解説しました。
第4部「本業が3つ以上のコングロマリット経営」では、リフォーム事業で創業した、株式会社オリバー(本社:富山県富山市)代表取締役の小川博司役員と、リアンコーポレーション(本社:栃木県宇都宮市)代表取締役の五嶋伸一副会長が登壇。既存事業とのシナジーの高め方や、社内の仕組み化や新たな取り組みの実践がもたらす自社の強みを紐解き、それぞれ自社で積極的に事業拡大を進めている買い取り再販事業や介護施設運営といった新規事業を紹介しました。
セミナー終了後には交流会を開催し、知見の共有や親睦を深めました。